宇宙飛行士の若田光一さんが、国際宇宙ステーション(ISS) のコマンダー(船長)に就任するとの嬉しいニュース
宇宙飛行士として宇宙に出るのは、ある意味F1のドライバーとなってレースに出場するより狭き門かもしれない
まず宇宙飛行士になるためには、JAXA(宇宙航空研究開発機構) に採用される必要があります
理系大学(理学部・工学部・医学部・歯学部・薬学部・農学部等)の卒業者であり、英語が堪能で自然科学系の開発・研究の仕事に携わった経験が3年以上で、宇宙飛行士採用試験に応募することができます
選考は書類審査・英語検定、筆記試験、医学検査(着衣で25m×3回が泳げて、10分間の立ち泳ぎができることも含まれる)、面接で決められます
しかし、毎年募集を行ってはおらず、2008年は10年ぶりに採用試験を実施した
ちなみにその時は最大3人の採用に対して、963人の応募があった
たとえJAXAに採用されても必ず飛行士として宇宙に行けるとは限らない
採用後、アメリカのNASAで2年間に及ぶ訓練を受けて、宇宙飛行士に認定され、その後も数年がかりで様々な訓練を経て、技術面のみならず協調性やコミュニケーション能力、宇宙飛行士同士の評判も参考にされ、最終的にNASAの幹部が宇宙へ行く人を決めます
それらの難関を突破して、これまで3回も宇宙に出た若田さんのロボットアーム操作技術はNASAで教官をするほど水準
今回、各国からの支持を集め、日本人(東洋人)初めての現場トップであるコマンダー!が誕生します
「スタートレック」でいえば、カーク艦長と同等!
宇宙飛行士も米露が主流、その壁を越えた若田さんは、F1レースで優勝するくらい、いやもしかしたらそれ以上の快挙かもしれません
若田さんの宇宙飛行士としての仕事が成就した暁には、是非国民栄誉賞を贈っていただきたい