ご挨拶・診療理念
藤村医院 耳鼻咽喉科
院長 藤村 武之(ふじむら たけゆき)
昭和43年5月5日生まれ
『耳鼻咽喉科』の強みは、飲み薬だけでなく、耳・鼻・のどの局所にじかに処置ができる点です。たとえば、かぜの時・のどが痛い時・鼻水が止まらない時でも、耳鼻科だと病気の治りが早いのは、かゆいところに手が届く、局所治療ができるからです。
お子様のズルズルお鼻も、こども専用のやわらかい鼻ストローで、奥までしっかりとれ ば、スッキリ爽快、夜もぐっすり眠れます。赤ちゃんもおっぱいの飲みがよくなります。
とくに当院では、こどもの中耳炎治療に力を入れております。何度も繰り返す「急性中耳炎」や難聴を合併する「滲出性中耳炎」にたいして、お薬だけで良くならない場合は、痛くないように、鼓膜にしっかりと麻酔をして、小さな穴を開けて膿を出す『鼓膜切開術』や切開した穴にチューブを入れる『鼓膜チューブ留置術』を行い、中耳炎を早く治します。
さらに当院は漢方治療を得意としており、かぜ、花粉症、アレルギー性鼻炎や蓄膿症はもちろんのこと、あらゆる耳鼻科疾患に積極的に漢方を取り入れています。
最後に歯科との連携をいかした当院の強みとして、「いびき」や近年患者数が増加している「睡眠時無呼吸症候群」の診断・治療をおこなっております。まず耳鼻科にて、在宅で可能な睡眠検査を施し、軽症例には、歯科で作製した口腔内装置(マウスピース)による治療をお勧めしています。手軽で効果的な治療として、注目されています。
このように当院では、患者さんの立場に立って、十分な説明のもと、最大の治療効果が発揮できるように日々工夫しながら診療しております。
コンセプト・理念
1明るく親しみやすい医院
2安心と信頼の医院
3地域に貢献できる医院
治療方針
1患者さんの訴えにじっくり耳を傾けます
2こどもの処置は、こども用の器具で丁寧に行います
3写真を使った分かりやすい説明を心がけます
4内科治療・外科治療・漢方治療の併用により治療成績を向上させます
5総合病院や他医療機関との医療連携が充実しています
院長略歴
学歴
平成5年 | 産業医科大学医学部卒業 |
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平成11年 | 産業医科大学大学院卒業 |
学位
- 博士(医学)の学位授与(産業医科大学 博医甲第153号)
所属学会
- 日本耳鼻咽喉科学会
- 日本耳科学会
- 日本聴覚医学会
- 耳鼻咽喉科臨床学会
資格
- 日本耳鼻咽喉科学会専門医
- 日本耳鼻咽喉科学会騒音性難聴担当医
- 日本耳鼻咽喉科学会認定 補聴器相談医
- 厚生労働省認定 補聴器適合判定医
- 産業医科大学産業医学基本講座終了認定 産業医
経歴
平成5年 | 産業医科大学耳鼻咽喉科入局 |
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平成11年 | 産業医科大学耳鼻咽喉助手 |
平成12年 | 九州労災病院耳鼻咽喉科 |
平成13年 | 産業医科大学耳鼻咽喉科学内講師 |
平成13年 | 北九州市立八幡病院耳鼻咽喉科部長 |
平成15年 | 日本郵政公社 福岡逓信病院健康管理センター 産業医 |
平成16年 | 産業医科大学耳鼻咽喉科学内講師 |
平成17年 | (財)福岡労働衛生研究所 (株)山崎製パン福岡工場 産業医 |
平成18年 | 産業医科大学耳鼻咽喉科学内講師 |
平成19年 | 町立芦屋中央病院耳鼻咽喉科部長 |
平成20年 | 藤村医院 耳鼻咽喉科 開院(平成20年1月7日) |
平成20年 | 産業医科大学 耳鼻咽喉科 非常勤講師 ~現在に至る |
生い立ちについて
私の祖父と父もまた、耳鼻科の医師でした。1階が診療所、2階が手術室、3階が自宅スペースという環境。祖父と父の時代から耳鼻科医として地域医療に貢献してきた家に生まれ、どんな時間帯の急患でも断らずに受け入れ、すべての患者さまに常に誠心誠意向き合っている、祖父と父の後姿を見て育ちました。
私自身、子どもの頃は体が弱く、ぜんそく持ちだったために何度も苦しい思いをしてきました。夜も寝られず父をよく起こしに行っていたことを記憶しています。
一度、激しい発作から呼吸が止まってしまったことがあったのですが、父が瞬時の判断でほどこした処置と、主治医である小児科医のおかげで、私は一命を取り留めました。
その頃から私は「お父さんの後を継ぐ」「先生のようになりたい」と言うようになったと後ほど両親から聞かされました。振り返れば、病気を根っこから治すことと、今抱えている痛みやつらさを一時も早く和らげることの、その両方を叶えてこそ患者さまのためなのだという私の理念は子ども時代に行きつくのかもしれません。
耳鼻科医を志したきっかけと転機
医師への志熱く、医学部へ進学しました。医学部では、はじめ正常な人体そのものについて学びます。次に、病気や外傷といった正常ではない状態とその治療法について学びます。その後、臨床実習で様々な科をまわりながら学びを深めていくのです。
私は循環器科と耳鼻科とで心は揺れ動いておりましたが、恩師である耳鼻科教授との出会いにより、最終的には父と同じ耳鼻科医としての道を歩む決心をしました。
その後、先に歯科医師として働いていた兄とともに、太宰府に藤村医院を開業いたしました。祖父が晩年を過ごした地、太宰府は、私たち兄弟にとっては第2の故郷です。自分たちの目指す医療の形を実現できるようにと背中を押してくれた父と祖父のおかげで今があります。
この地にお住いの皆さまに、地域密着型&全人的な医療をご提供できるよう、兄弟で思いを一つに耳鼻咽喉科と歯科の連携という新しい安心の形をご提案し続けています。
患者さまへのメッセージ
大切な家族や友人との楽しい会話と美味しい食事は、何物にも代えがたいひとときでしょう。そのような、コミュニケーションに欠かせない聴覚・発声・味覚・嗅覚・嚥下といった機能は、すべて耳鼻咽喉科が扱う領域なのです。
当院では、西洋薬に加えて漢方薬も取り入れておりますので、西洋医学だけでは解決できない不定愁訴と呼ばれる各症状についても、改善のお役に立てると考えています。
患者さまは一人ひとり体質も症状の出方も異なります。それらをトータルで診断し、オーダーメード型のアプローチで全人的な治療を行っていきたいと考えております。
そしてゆくゆくは、「いつのまにか病気にかからない丈夫な身体になっていた」とお喜びいただけるような、予防医学に貢献できたらと願っております。
私の思いに共感し、一緒に全人的医療に携わってくれる当院スタッフへの感謝の気持ちを忘れず、日々の診療に臨んでいます。
藤村医院の歴史
1949年(昭和24年)7月 | 初代院長 藤村量(東京慈恵会医科大卒) 荒尾市にて藤村医院耳鼻科開院 |
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1968年(昭和43年)4月 | 藤村敬之(熊本大学医学部卒)藤村医院 副院長就任 |
1989年(平成元年)4月 | 藤村医院耳鼻科 2代目院長 藤村敬之就任 |
2008年(平成20年)1月 | 太宰府市に藤村医院 耳鼻咽喉科・歯科新規開業 歯科院長は藤村哲之(兄) 耳鼻咽喉科3代目院長 藤村武之(弟) |
スタッフ紹介
スタッフひとりひとりがプロフェッショナルとして患者様に向き合います。
安心してお気軽にご来院ください。