歯科医師になって診てもらいたいと思う芸能人を聴いたところ、天海祐希さんが昨年の調査に続き2年連続で1位となり、2位は向井理さんだったことが、日本私立歯科大学協会の調べで分かった。
調査は昨年に続いて2回目で、「歯の衛生週間」(6月4~10日)中の6月6~8日に10~70代の男女1000人を対象に、「歯科診療」と「歯科医師」に関する意識を聞いた。
選んだ理由について、天海さんは「てきぱきして治療が的確そう」「技術は完ぺき、説明もわかりやすそう」など、向井さんは「清潔感がある」「かっこいい」「頭が良くてさわやかなイメージだから」などの意見が挙げられた。男性芸能人の2位は昨年1位だった福山雅治さん、3位は大沢たかおさん。女性芸能人の2位は真矢みきさん、3位は松嶋菜々子さんとなっている。向井さんは昨年の男性芸能人21位から一気にジャンプアップした。
また、かかりつけの歯科医院があるかどうかを聞いたところ、「ある」と答えた人は69.6%で、「ある」と答えた人にその歯科医院の満足度を採点してもらったところ、平均点は79.3点だった。歯科医院を選ぶポイントを聞くと、1位は「歯科医師の技術」で66.7%の人が回答。次いで64.6%で「評判」、55.7%で「立地」、55.3%で「歯科医師の人柄」の順になっている。
「日ごろどのようなオーラルケアをしているか」という質問には、96.2%が「歯磨き」と答え、次いで「歯間ブラシを使用」(31.1%)、「舌の掃除」(28.1%)と続き、歯磨き以外のオーラルケアも広く取り入れられていることが分かった。オーラルケアに関する悩みを聞いたところ、一番多かったのは「口臭」で42.7%の人が回答。以下、「歯垢、歯石」(40.2%)、「虫歯」(39.5%)、「歯の黄ばみ」(38.4%)となっている。男女別で見ると、男性は「口臭」、女性は「歯の黄ばみ」を悩みとする人が一番多かった。口腔の健康を一生保つために、いくらまでお金をかけられるかという問いでは、平均で61万1147円という結果だった。(毎日新聞デジタル)