私もそうですが、皆さんも年々時間が経つのが速く感じられるようになっていませんか?
これは、単なる気のせいではなく、脳の情報処理の仕組みと関係があるそうです
脳による時間の認識について研究している神経科学者David Eaglemanの分析を『The New Yorker』が紹介している
ヒトの脳は新しい情報を受け取ると、まず情報を理解しやすい形に整理していく
すでに経験済みのなじみのある情報を処理する時には、さほど時間がかからない一方、新しい情報の処理にはより多くの時間がかかるため、時が長く感じられるというもの
つまり、年を取ることは経験が増え、新たな情報の量が減るために、時が経つのが速く感じられるようになる
子供の頃、夏休みが永遠に感じられたのは、見るもの聞くもの体験するものが新しかったために、とても長い時間に感じることが出来た
ということは、年を取っても長く時間を感じるためには、常に新しい情報、体験を取り入れることが必要となってくる
ソニーの会長まで勤めた盛田昭夫氏が、60歳を超えてから、初めてスキーに挑戦したことは有名な話であるが、きっとそういうことなんでしょう
さあ、どんな情報を入れようかな?
元記事:「年々時の経つのが速く感じるのはなぜか?この謎を脳科学者が解明!?」