今年の年始に阿蘇神社 にお参りし、小学2年の長男が絵馬に書いたのは
「絵がじょうずになりますように!」でした
おりしも地元大宰府の博物館 には「ゴッホ展」が来ておりますが、とにかく混雑しているとの情報ばかり
なかなか行くタイミングがつかめず、13日の最終日を迎えました
家内と二人で「子供たちにも見せてあげたかったけど、仕方ないね」
「ちょっとダメもとで、どれくらいの待ち時間か聞いてみようか?」
オペーレータ「本日最終日ですが、今のところ入場の待ち時間はございません♪」
あわてて準備をして、家族4人で大宰府行きの西鉄に飛び乗りました
その時長男は「待つのは嫌だ、歩くのは嫌だ、絵よりも大宰府遊園地の方がいい!」とブツブツ
たしかに、入場の待ち時間はありませんでしたが、最終日で入場制限をしていなかったのかもしれません
中はとんでもない人の多さ、これは3歳の次男には相当辛い状況!
「よし、先に本命を観に行こう!」
人を掻き分け肖像画の前にたどり着いたら、比較的ガラガラ
その勢いで、「アルルの寝室」まで行ったら、こちらも空いていて、ゆっくり観る事ができました
私もそうでしたが、今回の目玉、実物大で再現された「アルルの寝室」には長男も興味を示し、実際の部屋と横に掛けてある絵を何度も何度も見比べていました
この時点で、私は次男を連れて人ごみから退散
家内と長男は順路を逆戻りして、根性で見学
しばらくすると、家内から電話があり「○○(長男)が売店で売ってるゴッホの絵が欲しいっていってるけど?」
戻ってみると額に入った「アルルの寝室」が欲しいとのこと
そんなの高いでしょう!と値札を見ると、\9,800
心憎い値段のつけ方、万円を超えていれば即却下だったのに・・・・
むー子供は絵がうまくなりたいと言っ てるし、値段の割にはそこそこ立派だし・・・・
親バカだなーと思いつつ
「すみません、これ下さい」
このレプリカも売れに売れたそうで、在庫がなくなり、3週間後の郵送になるとのことでした
我が家にゴッホが来るのを息子と楽しみにしてます
博物館を後にして、自宅近くの焼鳥屋で夕食を取りながら、ゴッホ談義
長男は「どうして、ゴッホは同じ絵を何枚も描いたの?どうして、ゴッホは自殺をしなければならなかったの?」
親としては、長男が絵のみらず、ゴッホの生き方に興味を持ってくれた事がなによりでした。次男は何も分からず、せっせと焼鳥を食べ続けてましたけど・・・