ご存知のようにタイヤはゴムで作られています
したがって、ゴムであるタイヤは経年的に劣化していくのは当然のことです
この度、タイヤ交換を行い、その劣化を強烈に実感することに!
私が開業する前は、大学に勤務しておりまして、通勤距離が長かったこともあり、1年間に3万Km以上は走ってました
5万Kmも走れば、タイヤは磨耗し溝も無くなってきますので、以前は1年半位の間隔でタイヤ交換を行っておりました
それ位だと別段タイヤの劣化を感じることなどありませんでした
平成20年に開業してからは、年に1万Kmも走らなくなり、まだまだタイヤの溝は残っているのですが、同じタイヤを4年近く履いていました
タイヤ交換は医院近くの「タイヤ館 :太宰府店 」が行きつけなので、先週前後のローテーションをお願いに行ったところ、
「溝は残ってますが、ゴムの劣化でひび割れしていますよ」との指摘
「今履いているタイヤ(REGNO GRV)の新型やもっと優れたものが出てますか?」
「いえ、ミニバン用の乗り心地重視だと、やはりこのシリーズが現行でも一番です」
「分かりました、同じサイズの在庫ありますか?」
「当店には無いです、近くのタイヤ館に問い合わせれば、どこかは持ってるかもしれませんが、お客さんの場合は劣化による交換なので、急がれなければ、在庫品より工場直の作りたてを待たれた方がよろしいかと」
「そうか!メーカー直営店だとそれが出来るんですね、待ちます!」
それからおよそ1週間後、同じ銘柄の新品タイヤに交換し、出発
「えっ!これ僕の車だよね?」
乗り心地が全然違う!ショックアブソーバーやサスペンションは替えていないので、タイヤ自体がきちんとショックを吸収しているんだ
発進時や停止時にもタイヤがきちんとグリップしているのが感じられる
もっと驚いたのが、高速走行
メーカーのうたい文句どおり、ミニバン特有のふらつき・横揺れが軽減しており、なによりとっても静か!
ハンドルへの振動も少なく、いつもと同じスピードで走っているつもりが、メーターを見ると、いつもより20~30Km/h早いスピードで走っている
昔、「タイヤはいのちを乗せてます」ってキャッチコピーがありましたが、やはり磨耗や劣化したタイヤは、事故になるか・ならないかのギリギリのところで危ないな~って感じました
そこで、もう一つ思ったことは、お口の中
歯医者さんで歯石取りやクリーニングをしてもらった直後はツルツル・ピカピカでとても気持ちよいですが、一年も経つと、歯石や着色がついている
毎日のわずかな変化は感じにくいが、タイヤの劣化のごとくに、確実に日々汚れが蓄積されていく
よく患者さんから質問されます「どれ位毎に歯医者に来たらいいですか?」
「正解はありません、なぜなら人それぞれ、生活環境も虫歯や歯周病への罹りやすさ・罹りにくさが違いますので・・・」
ただ、月に一回歯科医院で専門的な歯のクリーリングを行った人が30年間に失った自分の歯は1本以下(平均)であったという事実
この研究が行われたスウェーデンでは、この結果を基に国をあげて治療中心から予防中心の歯科診療体制へシフトさせた
一生残したい、大切な歯を守るために、しばらく歯医者へ行っていない方は、どうぞ検診に行かれてください