九州大学医学部病理学教室が100余年かけて収集した病理標本などを展示する
「人体・病理ミュージアム」が医学部基礎研究A棟地下に完成した
学内にとどまらず、一般にも病理学が医学の発展に寄与してきた役割や命の尊さを認識するきっかけにしてもらおうと、計約1500点の中から厳選した約160点を展示
白血病で肥大した脾臓や有効な治療方がなかった時代に梅毒に感染した人の大動脈などを特殊な液体で満たしたガラスケースに入れて展示している
この他、同教室の元教授で古代の迎賓館・鴻臚(こうろ)館跡の位置を特定したことなどでも知られる中山平次郎氏の全身骨格や同じく心臓ペースメーカー開発の基礎となる研究を行った田原淳元教授の心臓なども展示
両氏は生前から大学への提供を希望していたそうです
いつでも一般公開されているわけではないみたいですが、是非行ってみたいミュージアムですね